テレパシーが教える1+1 おかき編
こんにちは。テレパシー情報屋の加藤です
私も含めた現代人は1+1の正しい回答も知りません。
知的レベルが非常に低いのです。
ここで言う知的レベルが非常に低い人たちは有名大学を首席で卒業した人たちや、ノーベル賞を受賞した科学者なども含みます。
3級だったテレパシーの実力が2級に近づいてい来ているのかもしれません。最近私は世間の有識者の言っていることがとても退屈に聞こえるようになってきているのです。
今回はそんな私も含めた知的レベルの低い皆さんに1+1の正しい回答を教えましょう。
1+1=たくさん
文章題問題
問題:左手の上におかきが一つ乗っています。 右手の上にもおかきが一つ乗っています。 左手の上にあるおかきを右手の上にあるおかきに向けて「1+1!」などと叫びながらたたきつけました。右手の上のおかきはいくつになりますか。
解答は↓↓↓
解答
右手のおかきも左手の上に乗っていたおかきも粉砕されました。この出来事を数学ではどう解釈し、数式にするか? 解釈が分かれそうです。
※本当は右手からこぼれ落ちたおかきの分も計算に入れる必要があるでしょう。もう記事を書き終わってしまって今思い出したので、今回は入れないことにします。そのうちこぼれ落ちることについての記事も書くかもしれません。いや、そうじゃなくて、定義の仕方がダメなのか。数学上は無限の大きさと広さを持った手のひらがあり、その上にすべてのおかきの破片が乗っていることにしないとだめでしょうね。なんてご都合主義なんだ。
解釈1
一つ目は「一つ一つにおかきとしての特性が残る説」です。
解答:1+1=たくさん
本人は「1+1!」と叫んでいたので仮に、本人の意思を尊重しておかきとおかきを衝突させる過程を1+1であると捉えてみましょう。
「いくつ」と聞いてきたので個数を答える問題です。
粉々になったおかきの一つ一つがいまだにおかきとしての特性を持ち続けているとする説によると、粉々のばらばらになった部分部分の数だけおかきは存在していることになります。
おかきの数は多すぎて、細かくなりすぎてとても数えきれるものではありません。
よって1+1の結果としておかきはたくさんになったのです。
1+1=粉々とか1+1=ばらばらとかの回答もあるでしょう。
「千の風になって」的な世界観を感じますね。詩的です。衝突からの崩壊現象についてシンプルに扱ったこの計算は、スポーツ選手などの筋肉を崩壊させることを仕事にしている人たちにも役立つでしょう。
解釈2
2つめは「もはやおかきではない説」です
解答:1+1=0
頑固なことに粉々になったおかきはもはやおかきではないと考えるようです。手の上には未だに粉々になったおかきがあります。にも関わらずその実在を完全に無視して、定義上おかきに該当する物体がない以上はゼロだと数えるのです。理知的な性格なのでしょうか。さばけていますね。
エビデンスに基づかないといけない状況で役立つ可能性があります。粉々になったおかきが未だにおかきであるという科学的根拠はありません。
おかきとおかきの衝突の結果について2種類の解釈を紹介しました。やはりメインは1+1=たくさんでしょう。
最近書いた記事:スター・ウォーズ/ スカイウォーカーの夜明けの神話解釈
四則演算
俯瞰
四則演算の計算方法を俯瞰してみましょう。
仮に全部解答がたくさんになるとします。それぞれのたくさんはなにが違うと言うのでしょう。
身体活動レベルの差
仮に同じおかきを潰して粉々にするとしても、小学生とスポーツ選手がやるのでは違った結果になります。
小学生低学年に砕かせても、そもそもうまく砕けなかったり、ひびが入るだけに終わったり、砕けても大きなかけらが残る形で砕くでしょう。
スポーツ選手に同じことをやらせるともちろんそうはなりません。特に力士とか、重量級の格闘家などがおかきを潰すとかなり細かく砕けるでしょう。念入りに潰してくださいと頼むと、細かくなりすぎてぱらぱらになると思います。
- 乳幼児や小学校低学年の子どもくらい力が弱い人
- 小学校中学年から中学生の子どもくらい力が弱い人
- 高校生以上の大人くらいには力が強い人
- スポーツ選手くらいには力が強い人
スポーツ選手が潰すとパラパラになることから、一番爆発力がある。よって乗算っぽい。
高校生以上の大人はパラパラにはならないが、普通に砕けそう。なので加算っぽい。
小学校中学年から中学生くらいの子どもは大人と比べて、砕けても大きな塊が残りそう。大人に劣るので減算っぽい。
乳幼児や小学校低学年の子どもは割れるか割れないかが問題です。よって除算っぽい。
おかきルールで二等辺三角形の面積を求めてみる
二等辺三角形の面積は底辺×高さ÷2です。上の図形から考えられる式とその解答は以下のようになります。
解答:(6×2)×(11ー2)÷2=12×9÷2=たくさん
最初の括弧の(6×2)ではスポーツ選手が6個と2個のおかきを潰して粉々にしたようです。さすがのスポーツ選手でも6個対2個だと、破片は残るかもしれません。潰すときの厳密なルールがはっきりしないので謎です。おかきのサイズがもっと小さいとかのルールがあれば現実に6対2も無理なくできるでしょう。でもそれだとおかき同士ではなく手のひらによって潰されそうです。現実感はないですが、おかき同士が接触しない限りは潰してはいけないルールにしておきましょう。この場合(6×2)の2個の方のおかきのうち2個が完全に潰れ、6個の方のおかきは2個が完全に潰れ、残る4個は潰れずに残ったと考えてみます。潰れた4個のおかきはパラパラになるくらいまで潰されました。
同時に小学校中学年から中学生くらいの子どもが11個のおかきと2個のおかきを衝突させて、合計13個のうち4個を潰し、潰されたおかきを破片がごろごろ残る状態にしました。
11個と2個のような均衡のとれない個数の場合は割れずに残る確率が高いとか、手からこぼれ落ちる確率が高いなどの要因があるかもしれません。難しそうなので今回はややこしい要因を除外して考えます。
スポーツ選手によって4個がパラパラになった合計8個分のおかきと、小中学生が4個を潰して破片がごろごろ残る状態にした合計13個のおかきを、スポーツ選手が叩いて潰すようです。この時ぱらぱらなおかきと、ごろごろになったおかきでは計算上何が違いそうでしょう。
- スポーツ選手が潰してぱらぱらになったおかきは相手側のおかきを潰す能力が5分の1になる。
- 大人が潰してぼちぼち砕けたおかきは相手側のおかきを潰す能力が5分の2になる
- 小中学生が潰して破片がごろごろ残るおかきは相手側のおかきを潰す能力が5分の3になる
- 幼児や低学年が潰して少し割れたおかきは相手側のおかきを潰す能力が5分の4になる
今適当に作った以上のルールが適用されるなら、4個のパラパラなおかきには0.8個のおかきを潰す能力があります。また、破片がごろごろになったおかきは2.2個のおかきを潰す能力があります。
合計8個でそのうち4個がパラパラなおかきは、相手方のおかきを潰す能力が合計4+0.8=4.8です。
合計13個でそのうち4個がごろごろしているおかきは、相手方のおかきを潰す能力が合計9+2.2=11.2です。
スポーツマンが潰した8×13で合計21個のおかきのうち4.2個だけが原形をとどめ、ほかの16.8個はなにかしら砕けました。16.8個のうちそれぞれどのような砕け方をしていそうでしょうか?
元々4個がパラパラに砕けていました。そこに新しくスポーツマンが4個の原形をとどめているおかきを9個のおかきに衝突させたので、新しく8個のおかきがぱらぱらになりました。最低12個まではパラパラに砕けています。残った4.8個のうち4個は小中学生によって砕かれたごろごろしたおかきで、0.8個は4個分なパラパラおかきによって砕かれた分です。
0.8個のパラパラなおかきによって砕かれると、砕かれたおかきの『相手のおかきを砕く能力』はどうなるのでしょうか? うーん、よく分かりません。仮に砕かれたおかきの『相手のおかきを砕く能力』は砕いた人の砕く能力に依存すると考えて、パラパラになることにしてみましょう。
21個のおかきのうちわけ
- 12.8個がパラパラになっている
- 4個がゴロゴロしている
- 4.2個が原形をとどめている
計算に登場したすべてのおかきが減衰していかない様子がまるで、エントロピーってやつみたいです。食べれば減る。
最後の除算と解答
解答:(6×2)×(11ー2)÷2=12×9÷2 8×13÷2=21÷2=たくさん
21÷2=23になります。エントロピー増大の法則(?)に慣れろと言うことみたいです。
2で除算なので2個のおかきと4.2個の原形をとどめているおかきのうちの2個を小さい子どもが衝突させて砕き、合計4個が小さく割れることになりました。
- 12.8個がパラパラになっている
- 4個が少し砕けている
- 4個がゴロゴロしている
- 2.2個が原形をとどめている
あれ? 二等辺三角形はどこへ行ったのですか? それとも二等辺三角形の面積の12.8個がパラパラになっているとでも言うのでしょうか?
誰にとって役に立つのか?
例えば警察にとっては窓ガラスや花瓶や食器等が割れている事件現場に遭遇したときに役立つでしょう。粉々になっている食器棚の食器が今回の計算と同じで12.8個がパラパラになっており、4個が少し砕けており、4個がゴロゴロしており、2.2個が原形をとどめているとします。食器が12.8個もパラパラになるまで粉砕されるとはずいぶん巨大な力によって砕かれたのでしょうか? これはミステリーですね。
アスリートと小中学生がやってきて、食器棚の食器をそれぞれアスリート8枚、小中学生13枚ずつ破壊し、その後アスリートは8枚の食器のうちの原形をとどめていた食器4(+0.8)個と13個の食器のうちの原形をとどめていた9(+2.2)個との双方を叩き合わせ、その後乳幼児がやってきて食器棚に残っていた2枚の食器で21個分の砕けている食器のうちの原形をとどめている4.2個を砕いたのかもしれません。
一体現実には何があったんでしょうか・・・。新しい推理小説が書けそうです。
スポーツ選手にとっても役に立つでしょうね。たぶん。
結局1+1の正しい解答は?
1+1はルールによって解答が変化するゲームの一種であると考えられます。
解答はルールの数だけあるのです。
以前何かのサイトでゲームの最小要素は以下の3つだと知りました。
- ルール
- 評価基準
- 結果
既存の数学は1+1=2を基本ルールとしている上位概念1+1のローカルゲームの一種だと考えられます。ローカルゲームの1つだけを極めているようでは知的レベルに限界があるのです。
ゲームと言うことなので数学ではなく数楽にしたほうが、生徒も喜ぶでしょう。
最近書いた記事:がんばっていきまっしょい(映画)の神話解釈
小一の時点から教えるべき
今回の記事についてテレパシーは次のように述べています。
そういうことらしいので、教育委員会に知人がいましたらこの問題を教えてあげてください。小学一年生の時点から生徒には1+1の解答が複数あることくらいは教えるべきでしょう。1+1の解答が2だけであると信じさせる教育は非常に有害であり、このままでは知的レベルが低いと言う理由で人類は滅亡する可能性があります。
あ、それとミステリー小説の作家にも教えてあげてください。
※余談:テレパシーがどこかげっそりしているのは、毎日毎日悪魔たちが私とテレパシーとの間に味方同士で争い合わせるタイプの計略を仕掛け続けてきているためです。これだけ警戒しているのに、定期的に計略にかかるあたりかなり強力な悪魔が来ています。この1+1についての情報はかなり人類に知られたくないようです。ぜひ拡散してください。私は本職の悪い軍師に計略をかけられると、簡単にかかるくらいには知的レベルが低いです。もう少し賢くならないとダメでしょう。
まとめ
おかきを砕くだけの話なのに、砕けたおかきの内訳が数式によって変わる。かなり奥が深そうな学問であることが分かりました。数式を数学者にしか分からない難しい数式にするとどうなるでしょうか。計算方法も今回適当に考えたものなので、本職の人たちが実際はどのような計算方法を考えるのかも気になるところです。
ちなみに今回の計算方法は囲碁の『絶対計算』なる計算方法を応用しました。気になる人は王銘エン九段の『ヨセ・絶対計算』を読んでください。
- おかきとおかきを衝突させると、粉々になってたくさんになるか、おかきとしての特性を失っておかきは消滅するか。
- 解釈によって1+1=たくさんや1+1=0などの式と解答になる
- 加算(足し算)は大人がおかきを叩き潰したような状態
- 減算(引き算)は小中学生、乗算(かけ算)はスポーツ選手、除算(割り算)は小さい子どもがおかきを叩き潰したような状態・・・かもしれない
- 少し複雑な数式を使うと、「たくさん」の内訳も複雑になる
- 何らかの職業の人にとっては役に立つので、小学校の時点から簡単なことは教えたい
最近書いた記事:四月物語(映画)の神話解釈
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