FFの新作はこうやって作ると面白くなる4|神話解釈③ まさかのSEGA

FFの新作はこうやって作ると面白くなる4|神話解釈③ まさかのSEGA

こんにちは。テレパシー情報屋の加藤です。

おもしろいゲームを作りたいなら一要素として神話・文学・教養・推理の理解や解釈を重要視しましょう。個人レベルの感性だけで作るにはよほどの訓練が必要になります。テレパシーによると仮に一瞬うまく作れたように見えても、プロレベルから見ると雑に見えるそうです。前々回はFFの神話解釈、前回は結果的にBOF要素とDQ要素をFFに加えることで神話のバランスを取ることについて話題にしました。

今回は前回の最後で神話解釈120点だと紹介したセガのオリジナルアクションRPG新創世記ラグナセンティ(メガドライブ、1994年)の神話を簡単に解釈してみましょう。テレパシーながらマニアックすぎるチョイスです。たまたま前々回の記事を書きながら適当なゲームのプレイ動画を見ていたら丁度ラグナセンティでした。テレパシーは何か言いたいようです。

※25年以上前に発売されたゲームのネタばれだらけな記事なのでご注意ください。

ビジネス向けテレパシー情報@儲け話 (ゲーム記事もここでまとめてあります)

この記事の概要
  1. 新創世記ラグナセンティは動物と協力してモンスターと戦うメガドライブのアクションRPG。
  2. モンスター微生物由来説を前提としたモンスター観がある。
  3. 主人公は国の決まりのために剣と盾を持って戦うことになる。
  4. 占い師(正体は創造主)によって主人公は人間と言葉が通じなくされ、動物やモンスターと言葉が通じるようになる。
  5. 中盤あたりから「剣をもって戦う」ことについて法的に違法とする価値観が主人公の行動を断罪する。
  6. 断罪によって「剣を持って戦う」ことが合法であるとする歪みすぎた価値観があらわになる。
  7. 断罪によって主人公や人間たちが否定されたかと思いきや、滅んだのはモンスターの方。
  8. どうやら創造主はモンスターの蛮勇によって人間が剣を持って戦わざるを得ない状況に追い込まれていることの方を断罪したらしい。(作中で創造主の見解は聞かれない)
  9. 過去の世界のモンスターは主人公に頼んで自分たちの五感を破壊し、平和的に元の世界(魔界)に帰っていったように見える。
  10. テレパシーによると魔界とは「法律の専門家と接触できないのに、法律を守らないといけない」場所であるため、けして楽しい場所ではない。

最高クラスの神話解釈

どんなゲーム

新創世記ラグナセンティは動物を仲間にしていくことで攻撃方法やアクションが増えていくアクションRPGです。どんなゲームかと言うと1.75倍速くらいで作業しながらプレイ動画を見ていただけなので厳密なことはよく知りません。ゼル伝にセガっぽいスピード感を付け加えたような印象があります。ちょっと調べてみた感じだと、やはり「ゼル伝っぽい」との評判です。キャラクターがかわいくて遊びやすいとの評判もあります。

よくある感じの設定?

少し冒頭部分を引用してみます。

光のない、闇の時代

この地にうごめくものこそのちに、モンスターとよばれ

異形のものとして人々から、おそれられるのである

彼らがどこから来たのか、いつ、どのようにして誕生したのか

だれひとりとして知るものはない

なぜなら人間をはじめとする動物植物は

まだ、この地に誕生していなかったのである

時は流れて……

ある時、地上に異変が起きた

『光りあれ!』

その声を合図に光が満ちあふれた

光に抵抗力のなかったモンスターの多くは息絶えた

さらに、気の遠くなるほどの時が流れて…

やがて草花が芽吹き、小さな動物が生まれた

しかし

モンスターは死に絶えては、いなかった

くらい地の底で息をひそめその数を増大させていった

まるで復活の時を待つかのように…

物語はモンスターが復活し、

次第にその勢力を、のばし始めた時代に始まる

新創世記ラグナセンティの冒頭(オープニング?)から引用

このオープニングを見たとき「なんか長い」と感じました。同時に「よくあるRPGの設定かなー」くらいにも感じました。このゲームでは動植物が生まれる前から存在していた生き物のことをモンスターと呼んでいます。仲間になる動物たちの中に恐竜が登場することから言って、モンスターに恐竜は含まれません。植物が生まれる前の存在なので、おそらくウイルスや菌やプランクトンなどの微生物のことなのでしょう。

モンスター微生物由来説をニュアンスとして含ませた珍しめの設定を使っているようです。現実に存在する動物たちが敵対的ではないキャラクターとして出演するのも気になります。

きわめて優秀な神話解釈

このゲームは神話や法律の解釈がとにかく優秀です。以下とにかくネタバレなのでまだストーリーを知らない人はプレイ動画や、実際にプレイすることをやってから読んでください。

  1. 主人公のコロナは14歳の誕生日に父親の形見の剣と盾をもらいます。
  2. 父親は戦って死んだそうです。
  3. 国の決まりのために母親はしぶしぶ剣と盾を渡している様子でした。
  4. 占い師に何かされたコロナは人間の言葉が分からなくなり、逆に動物とモンスターの言葉が分かるようになります。
  5. コロナは様々な動物を仲間にして、様々なモンスターを撃破していきます。
  6. 途中から敵の中にコロナのことを「血とさつりくで、そめし者」(リバイアサン)、「この聖いきまで足をふみいれ、血にそめた。」(???)などと言ってくる者が出現し始めます
  7. 占い師は裁きを下せる立場にある創造主的な存在の仮の姿だったようです(作業しながら見ていたのではっきりとよくわからなかった)。
  8. 創造主的な存在はコロナに罪の深さを突きつけ、歴史の終わりを告げます。
  9. コロナは過去の世界でマザーモンスターを倒し、モンスターの発生を食い止めます。
  10. これによって父親が死んだ過去はなくなりました。
  11. 人間に言葉を理解してもらえないために、無抵抗で殺されたモンスターにコロナは出会い、剣を持って戦うことの重さを理解します。
  12. コロナはさらに大昔の光を知らなかった頃のマザーモンスターに会い、ようやくモンスターの立場を理解します。
  13. モンスターたちは今住んでいる星ができたときの爆発によって魔界から飛ばされてきたのです。
  14. コロナは光を知らなかった頃のモンスターを魔界に返すために五感(ボス)を破壊しました。
  15. 魔界への道は五感によって閉じられていたのです。
  16. 元の時代に戻ったコロナの手からは剣と盾がなくなり、ポチと散歩に出ます。
  17. 散歩しているコロナとポチのところに今まで一緒に戦ってきた動物たちが集まってくるのでした。
  18. 終わり。

やはり微生物=モンスター

魔界に帰すために五感を破壊することは、五感の存在しない微生物に戻ることを表しているように見えます。同じく五感のない植物は種子で増えるため、一つの個体から増殖するわけではありません。モンスターたちがマザーから生まれているとの設定も増殖を連想させます。モンスターは微生物を表すアレゴリーなのでしょうか?

剣や戦争についての法律解釈

このゲームもほかのゲームと同じで息を吸って吐くように冒頭から少年に剣を持たせます。ビデオゲームの世界において子どもが剣を持って何かを殺傷することは当たり前のことなのです。このゲームの特異性は剣を持って戦うことを真正面から違法だと断罪するところにあります。それも今まさに剣を持って戦っている最中の主人公を断罪するのです。

たいていのゲームクリエイターは少年が剣を持たされて戦うことについてあまりにも感覚がマヒしています。主人公が剣を持って戦うのは当たり前だからです。ただの少年にバットとグローブを買い与えるような感覚で剣と盾を与えます。ラグナセンティのスタッフの感覚はマヒしていませんでした。少年に剣を与えて戦わせるなんてことは違法であると法的に解釈し、合法であるとするマヒした価値観を否定したのです。

明らかになる神話

法的な解釈の比較対象が現れたことで神話が明らかになります。前々回少し書いた通り私がテレパシーから教わった神の定義とは「本来の食性が失われたことで発生した問題を、社会的弱者になってでも解決してくれる存在」のことです。神や神に類する言葉で定義され、定義を受け入れると社会的弱者になってしまいます。神話の中には必ず社会的弱者が登場するのです。

少年に剣を与えて戦わせることが当たり前に感じられることは、誰かを社会的弱者にするために発生した強力な防衛機制の結果の偏った認識か何かでしょう。作中ではコロナが断罪されたはずが、実際コロナが罰を受けたような描写はありません。コロナを通して人類の罪が顕現し、人類が裁きを受けたのでしょうか? だとするとコロナの父親の死亡が取り消されたことは辻褄が合いません。

創造主は回りくどい

結果として滅ぼされたのはマザーモンスターであり、いなくなったのはモンスターでした。創造主っぽい存在(神?)もコロナに対して次のように言っています。

❝心❞を、りかいすることだ。物事は、相手の立場にたった時はっきり、見えてくる。まるで、すんだ泉のように……それがわからぬ全ての者たちに最後のさばきをくだそう。

新創世記ラグナセンティより引用。

心を理解できなかった者たちはおそらくモンスターたちのことでしょう。創造主(?)はモンスター(微生物)たちに動物のような体や五感を与え、人間と調和して生きていくことを期待したのかもしれません。ところがモンスターたちは人間たちがモンスターを恐れている心を理解せず、最終的には蛮勇を振るうことを選びました。少なくともコロナは国の決まりに従って勇敢に戦っていただけです。創造主(?)はモンスターができなかったことを代わりにコロナにやらせるために、筋違いに思えることを言ってきたのかもしれません。世界の管理者として役割を果たす存在を選ぶ必要があるためでしょう。

なんとも機微のあるストーリーです。マイナー作品にしておくにはもったいない。創造主は創造主で人々から神と呼ばれているため、社会的弱者にされている存在です。つらい立場にある上での苦渋の決断でしょう。

閻魔大王

コロナは創造主(?)に導かれてモンスターから五感を奪い、魔界へと帰します。「魔」とは私の知る限り「法律の専門家と接触できない状況で法律を守らなければいけない」状況のことです。魔界とは「法律の専門家と接触できない状況で法律を守らなければいけない世界」のことでしょう。そこに帰ってしまったら最後、法律がわからないので違法なことをし続け、罪をどんどん蓄積していってしまうようになります。コロナはいつの間にかモンスターたちに最も重いタイプの裁きを与えてしまったのです。コロナの役割の正体は閻魔大王でしょう。創造主(?)から役割を与えられたのです。ラグナセンティのストーリーは芥川龍之介の蜘蛛の糸のような文学的要素のある話でもあります。

コロナはモンスターとの絆を失ったものの、最終的には動物たちとの絆を失いませんでした。動物たちとのつながりはテレパシーの世界(あの世)での非常に高い地位を表しています。ぼんやりしてそうな王様の来世すら修羅界くらいにはなりそうです。今までの「罪」はすべてモンスターによってやらされていたことだと言えるでしょう。微生物に地位を与えようとする創造主の試みは残念ながら失敗しました。創造主からすると地獄を削減する試みだったようです。

他人事じゃないよ!

我々もキリストが十字架にかけられて以来の現実世界がまさに魔界となっているので、他人ごとではありません。西暦2年に「こいつらはもう自分たちでは輝けない」みたいに思われて、天界かどこかから助けてもらえなくなる事件があったそうです。仏教においては「無間地獄(一番深い地獄)まで落ちていくのに2000年かかる」と言われています。

今がまさに魔界誕生から2000年後なのです。我々の基本来世は無間地獄相当です。それなりに頑張っている面があるため、足し引きしてウジ虫に生まれる相場とされています。「無間地獄に生まれる」とは要するに「ウイルスに生まれる」ことです。世間を見渡すと結構な数の「来世ウイルスに生まれる人たち」がいます。

現世でどのような栄華を極めようがそれは生きていられる間だけです。現実の世界にもコロナのようにとぼけた顔をした閻魔大王がいるので気を付けましょう。断罪される前に悔い改める必要があります。実は2019年に発生し始めたコロナウイルスは現実の閻魔大王によって決定されたイベントにすぎません。

まとめ

テレパシーはタイミングをぴったり合わせてコロナ(閻魔大王)が主人公なラグナセンティを紹介してきました、かなり重要な情報が込められているようです。これだけ重要なゲームを作らせてもらえるセガはテレパシーから非常に認められています。これだけ上手な神話作成ができるセガすら、セガサターンあたりから何かがおかしくなっていき、ドリキャスから自虐ネタに走り始めました。

勘が鋭いためプラットフォームがおかしいと、自分たちもおかしくなってしまうのでしょう。おそらく普通の範囲で安全に作れるゲーム制作環境は16bitまでです。無理をしたとしても初代セガサターンやプレステレベルの32bitでしょう。早く無駄なグラフィックや声優などを捨て、また高度な神話解釈にこだわった名作をセガには作ってもらいたいです。

もしもアニメ業界のやっている「信号刺激による洗脳行為」が明らかになると、誰も美麗グラフィックのゲームを買わなくなります。セガやサガは美麗グラフィックがなくなったときに最も輝くこと間違いありません。逆にFFは急激に転落するでしょう。なのでそうなる前に8bitのプラットフォームで作り、FF4以前に戻ることをお勧めしているのです。

次回は神話解釈を一回休みアニメ業界が大爆発したあげく消滅する可能性があることについてゲームの観点から説明しようと思います。そうなる前に早く備えることです。

結局ソニックの神話解釈しているだけの字数はなかった
  1. 新創世記ラグナセンティは動物と協力してモンスターと戦うメガドライブのアクションRPG。
  2. モンスター微生物由来説を前提としたモンスター観がある。
  3. 主人公は国の決まりのために剣と盾を持って戦うことになる。
  4. 占い師(正体は創造主)によって主人公は人間と言葉が通じなくされ、動物やモンスターと言葉が通じるようになる。
  5. 中盤あたりから「剣をもって戦う」ことについて法的に違法とする価値観が主人公の行動を断罪する。
  6. 断罪によって「剣を持って戦う」ことが合法であるとする歪みすぎた価値観があらわになる。
  7. 断罪によって主人公や人間たちが否定されたかと思いきや、滅んだのはモンスターの方。
  8. どうやら創造主はモンスターの蛮勇によって人間が剣を持って戦わざるを得ない状況に追い込まれていることの方を断罪したらしい。(作中で創造主の見解は聞かれない)
  9. 過去の世界のモンスターは主人公に頼んで自分たちの五感を破壊し、平和的に元の世界(魔界)に帰っていったように見える。
  10. テレパシーによると魔界とは「法律の専門家と接触できないのに、法律を守らないといけない」場所であるため、けして楽しい場所ではない。


アイキャッチ画像はDrZoltanによるPixabayからの画像を加工したもの。

あなたもテレパシーを使っている☆

人間の脳はパソコンよりも高性能なのに、通信機能の一つもないのですか? パソコンでも簡単に通信できるのに・・・。死んだら脳の中のデータはそこで消失されるのでしょうか? パソコンならデータを別のところに移せるのに・・・。脳が通信機能を使えないとしたらひどく不自然なことです。大昔から使っているし、今も使っていると考えるのが自然でしょう。だとしたら使いこなさない手があるでしょうか。このブログではテレパシーを使いこなすための情報、テレパシーの世界での犯罪者への対策、単純にテレパシーから得た情報などを紹介していきます。